21年7月18日
 

飼育状況

緊急事態発生


ナベちゃんの大事な大事な当歳魚・二歳魚が・・・・・・・・

9・10と2日間連続で猫にやられました(泣)

夜は鳥獣被害に合わないように蓋をしっかりとしていたのですがほんのわずかな
隙間から持っていかれました。池の周りにある柵の7センチしかない隙間から
猫は侵入し二歳魚を獲っていました。その日のうちにそこは塞いだのですが、次の日は
柵を乗り越えて侵入、池が蒸れない様に数センチ開けていた所から当歳魚を獲られました。
残った当歳魚・二歳魚は傷だらけ・・・今週は治療に専念していました。




爪でやられた傷がやっと塞がりましたが、鱗が無いです(悲)


当歳魚は池の放匹数を調節したばかりで、二歳魚は大会魚を造りこむために
池を変えて放匹数を調節しさあこれからだ!!!って時に・・・・・・
大会用3匹・種用3匹(我が家の二歳魚ベスト5から持っていかれました)

当歳魚も4月30〜5月1日孵化の仔で超1軍池から10匹持っていかれました。
お気に入りの仔も全て・・・・・・

何とかローカル会でなら遊べそうな仔達も数匹残っていますので
現在はかろうじて残った魚達を一生懸命育てています。


久々に池の前に座り込んだ程凹みました(号泣)





4月30〜5月1日孵化の仔

大きさは約7〜8センチに成長。



治療でカシラが萎縮し、予定より少し胴が伸びてしまいました。。。。
土台は出来ていますのでこれからの飼育でジックリと太らせ
カシラも迫力を出していきます。

現在14匹残っています。




5月3日孵化の仔

この子達は被害はありませんでした。



大きさは約6〜7センチに成長。

7日に大中小池から厳選して1池にまとめて、現在は24匹残っています。



ショックを受けながらも飼育管理はしっかりとやらなければと思い、ボロボロになった
二歳魚を水換えしていると、今年どうしても卵が欲しかった雌がいきなり洗面器の中で
ポロポロ卵をこぼしはじめたので違う洗面器に移し、種雄(日らん大関系統)を手に取り掛けた所
見事に掛かり、孵化しました!5千ほど居ると思いますのでまた大切に飼育していきます。



あまりにも暑くて3日〜4日で孵化しちゃいましたが、魚体も真っ直ぐで立ち上がりも
かなり良く今年の反省点をこの腹で試したいと思います。

季節はずれの稚魚飼育も楽しみながら飼育したいと思います。

ちなみに今はヒーター無しでもシュリンプが沸くので楽です(笑)


あまりにもショックが大きく一瞬飼育を辞めようとも思いましたが、そこは切り替えの早い?
いや、無理やり切り替えてボロボロになった今居る仔達をまず治療して、最悪来年の
種魚だけでも立派に育てなければと折れかけた心から奮起し頑張っています。

大会に使えなくても種には使える仔を残しているのでしっかりと作りこんで行きますよ〜!!!






21年7月6日
 

飼育状況

7月に突入しましたね!
まだ梅雨は明けておらずジットリと蒸し暑い毎日が続きます。


今回は最初にナベちゃんの一日の池の様子の画像を公開します。


まずは朝一の状態です。
起きて直ぐに池全部の蓋を取り池に自然の風を当てます。
魚達と水の状態を見ながら水換えの池を決めたり換え無しの池は
糞濾しをして直ぐに給餌開始です。


一通り飼育作業を終えて池に日が当たり始めたら
水温の上昇を抑えるために波板・発泡を被せます。

横見です。
その日の天候や風向きで角度は変えていますが、日除けをしていても
しっかりと風は通るようにしています。
こうする事により魚は落ち着きゆったりと泳ぎます。


夕方の様子です。
西日が強ければ波板をかけておきますがそうでない時は
しっかりと自然の風を当てています。
水面からも酸素は溶け込みます。


全ての飼育作業が終わったら波板を被せて終わりです。
ここでも角度をつけて風が通るようにして蒸れを防ぎます。
近所や道路に飛んでいかないようにしっかりと蓋を押さえます。

ポイントはまず外飼育であればしっかりと池に自然の風を当てて
水面からも酸素を溶け込ませることです。
魚の活性も上がりよく泳ぎ餌の食いも良くなります。


釣りをする人は分かると思いますが魚の活性が高くなり良く釣れる時間帯は明け方から
日が高くなる頃までと、夕方から日が沈む位まで・更に曇った日等です。
日中自然界の淡水魚は大体は日陰になるような所や水のチョロチョロ流れているような所
水温が上がる浅瀬より少し深い所等にいます。
そしてあまり釣れません(笑)

日中日除けをする事で魚を落ち着かせ水の痛みを防ぎます。
日を当てすぎると水温が上がりすぎて早い段階で色変わりが始まります。
人でも紫外線に当たり過ぎると肌がボロボロになると思いますが、ナベちゃんは
魚も同じではないかと考え日に当てすぎないようにし、黒仔時期を

なるべく長く引っ張ります!

朝と夕方の飼育に一番力を入れてやってます。






4月30〜1日孵化の仔






前回更新時よりもまた大きくなり目先と胴幅が出ました。
すでに魚を見ると池の放匹数が若干多い兆候が出ています。
この池は明日放匹数を調整し来週までにもう少し目先・目幅の調節をしていくような
飼育を心がけていきます。




5月3日孵化の大・中組





左が大組、右が中組
大きさも追いついてきました。
現在は放匹数は良い状態なので数日はこのまま様子を見て
大きさを出したいと思います。






前回の分譲に出した仔達の兄弟魚





前回の分譲で一気に魚を抜いたので太身を先に付けたかったのですが
胴伸びして目先が出ました。。。。
左画像の魚の様に腰に太さを残したまま胴が伸びてくれれば良いのですが、
右画像の魚の様に腰が細く伸びるのはNGです。(ただ、まだ太身は付きます)
ポイントは腹を横ではなく尾と池の底の方に向かって(表現は後ろ下?)下げるように
餌を食い込ませる事です。
目の付いている位置も丁度良いので魚の数はイジらず現在は必死に太身を付けるように
飼育をしていますので次回更新には太くなっているはず・・・・・???

まだまだ梅雨は続きますが飼育者の体調管理も大切です。
池の蒸れによる水の痛み、それに伴う魚の消化不良等には十分気をつけてください。

大切なのはよ〜く、ジックリと魚を毎日観察する事です。
水を換える時・餌を与える時・普通に泳いでいる時等
必ず魚が飼育のヒントをくれますよ!


こんな風なら既に水は痛んでいますよ!

出来た水と痛んだ水は匂いが違います!
出来た水はほぼ無臭で魚の活性が高いです。
逆に痛んだ水は臭い!餌が残っているようなら要注意です。
池に近づいただけで臭うようでしたら直ぐに水換えしたほうが良いと思います。










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