21年6月29日
 

飼育状況


29日現在魚達は順調に太く大きく育っています。

前回更新から更に魚が変わってきました!



4月30〜1日孵化の仔



現在約6センチ位
(27日朝餌を食べてない状態で撮影)

前回より少し頭の幅が出てグッと目先が出ましたね!
少し胴伸びし、胴幅・腰の太身も増してきました。

下画像は今日29日撮影
(餌を食べる前の画像です)



更に目先が出て頭も四角くなってきました!
目の付いてる位置も良いです!
背も割れてるでしょ(笑)

少し伸びたため明日からまた太くコロコロ状態にしていきます。

コロコロ〜伸ばす・コロコロ〜伸ばす・・・・・・・



背はほぼ全ての魚が平らです。
こうなるように飼育しています。

先週金曜日(27日朝)に全ての池の放匹数を微調整しました。
らんちゅうは創る魚、全ては「創り」です。
放匹数を調節し水深・餌の量・与え方・水換えのピッチ・を魚を見ながら
調節する事により自分の理想の形に持っていきます。
この頃になると数匹単位で神経を使いながらの調節になります。





5月3日孵化の仔


5月3日孵化の大組
(27日朝餌を食べてない状態で撮影)



27日はこんな感じでした。


下画像は今日29日撮影
(餌を食べる前の画像です)



23日の飼育記録の画像と比べても数日で魚が変わったのが分かると思います。

前回更新時より胴・腰の太身が増し腹も下にさがり、魚もガッチリしてきました。
この腹は全体的に若干長めですがバランスは良いと思います。


前回も書きましたが、ただ魚の大きさを揃えて飼育する事だけでも
成長の仕方がかなり違ってきます。

サイズをだすだけなら簡単ですが、それでは魚は出来ません。
その時その時で魚をしっかり見なが餌の量を調節したり水換えのピッチや魚の数等
毎日臨機応変に変えながらの飼育です。

ちなみにまだ赤虫は一度も与えていません(笑)
ペレットをやると芋腹になる・・・・・と言っている方も居ますが
赤虫でも芋腹になりますよ〜。。。
要は与え方です!良く魚を見て与えればいいんです。



他にもまだ稚魚が居ますが、一池出来が良く魚がかなり残っている池があります。
2池に分けて飼育したいのですがナベちゃん残念ながら池がありません!
池の放匹数調節のためどうしても魚を減らさなくてはいけなくなりました。。。。

そこで今回、今日現時点で一軍稚魚を分譲に回そうと思います!

画像です。




「一軍のみ」



おかげさまで分譲は終了いたしました

ありがとうございました。






21年6月23日
 

飼育状況

前回更新から早くも10日立ちました。
魚達は順調に育っています。

青仔から黒仔に変わるここからは池の放匹数と餌のやり方で魚は一気に変わります!


朝4時には起きて仕事に行くまでの間一生懸命飼育しております・・・・・
もう毛仔も青仔も黒仔も全てヒーターは抜きました。
ここ最近は朝の水温で23度、水道水の温度が約24度前後あります。


4月30〜1日孵化の仔


全て四つ尾のみ!

現在約5センチ弱
大体こんな感じです。
来週までにもう少し頭・胴・腰の幅を出した後胴を伸ばし
カシラももう少し出すような飼育をしていきます。



5月3日孵化の仔


5月3日孵化の大組(前回ビッダーズに出品した仔の兄弟魚です)
これも全て四つ尾で大中小と3池に分けて飼育中です。


少し長めなこんな感じの仔が多いです。
ここから一気に太くしていきます。

画像は朝餌を食べさせる前に写しています。


大きさを揃える事により大きい組は太さを増し、中組は大組に追いつく勢いで
成長し、小組も一気に大きさを増していきます。
今はまだボディー重視で作り込んでいきますので赤虫は一切使わずペレットのみで飼育中です。



画像を見て分かると思いますが、各池魚の大きさがほぼ揃っています。

各腹、大きさにバラつきが出てきたため日曜日に一度全ての池の魚の大きさを揃えました。

ナベちゃんの場合飼育池があまり無いため、各腹ごとに飼育すると大きさにバラつきが出てきた時
分けるための池がありません!そこで各腹大きさが近い者通し同じ池に入れて池の放匹数を調整します。
するとどうでしょう!魚が見る見る変わっていきますよ〜。。。

池のたくさんある人は各腹ごとに飼育すれば良いですし、無い人はこういうやり方もございます。
要は最終的に良い魚が残り、魚が出来れば良いのです。
ある程度魚が大きくなり選別も進んできますと良い魚・普通の魚・撥ねなければいけない魚と
はっきりしてきます、ここでよくある失敗の例をお話します。

皆さんはどういう分け方をしているか分かりませんが、大概の人は一軍池、二軍池等と分けていると思います。
良い魚を一つの池に集めてしまうとその池だけ集中的に管理し、二軍池や三軍池は手を抜いてしまいがちに
なります。そうなるとそこの池から調子を崩したり、病気になったりして稚魚を死なせてしまったり
します。更に良い魚を集めた池は若干悪い魚がいない為良い魚が崩れていきます!
僕もたくさん失敗しました(涙)

ナベちゃんはこうならないために大きさを均等に分け全ての池に良い魚を入れ、飼育管理で手を抜かないように
なおかつ池の魚の数を調節してなるべく良い魚を崩さないようあえていつ撥ねてもよい魚を
数匹必ず入れておきます。こうする事によって水換えしたばかりの池に先ににそういう魚を泳がせ
状態を見ながら順次池に魚を放していく事もできます。

最近飼育に関する質問メールが増えました!
色々な方々が参考にしてくれているので嬉しい限りです。
分からない事は聞くのが一番です!
恥ずかしがらずにベテランの方や自分の理想とする魚を作っている方々に教えていただくのが
腕を上げる一番の近道ですよ!(笑)

まだまだ人様に講釈を垂れる身分ではございませんが、少しでも飼育の参考になるような
HPにしていきたいと思いますので応援の方よろしくお願いいたします。





21年6月13日
 

飼育状況

12日朝仕事に行く前に師匠が来てくれて全池選別しました。



朝4時からの選別・・・・・
ナベちゃんが水換えしている間に師匠がパパッと選別していきます。
4月30日の仔が現在114匹で一池
5月3日孵化の仔が出来が良く大中小で3池に分けていましたが
選別後は大池120匹、中・小合同池が317匹となり一池空いたのでプラ舟にいる
6月3日孵化の仔をFRP池に移しました。

横で師匠の選別を見ていましたが選別のスピードが早く、今回はかなり厳しい選別をしていました。
何故撥ねたか分からない魚まで居ましたよ〜。(後でちゃんと説明してくれました。)


4月30〜1日孵化の仔
現在は114匹・全て四つ尾を残しています。



5月3日孵化の小・中合同池・・・・現在317匹

5月3日孵化の大組・現在120匹
両池共全て四つ尾を残しました。

現在この両方の池から放匹数調整のためビッダーズに出品しています。
撥ね魚ではないので楽しめると思います。






今回出た撥ね魚!
師匠が選別したのでかなり厳しい・・・・

ナベちゃんは師匠の教えにより「撥ね魚」は売らないので
この子達は全て我が家のダトニオ(肉食熱帯魚)
に食わせてしまいました。。。。

全池の選別は朝4時半から始まり、7時ちょい過ぎには終わりました。
終わって我が家で朝ごはんを食べながら、何処を見て撥ねたかとか・選別後の餌のやり方
とか水換えの仕方・日中・夕方の管理のやり方を事細かく教えてもらいました。

最後に「請求書出しとくね〜」と冗談を言いながら師匠は仕事に向かいました。(笑)






21年6月2日
 

飼育状況

日中の稚魚池の様子です。
日当たりと風通しは良いので午前〜午後3時頃までは
波板の上にダンボールや発砲をかけて水温が上がり過ぎないように気をつけています。



朝の水道水は20度前後ありますが、たまに夜と朝方冷え込みますので
予備的にヒーターはまだ入れています。

ちなみに親魚はヒーター無しですが、今朝は冷え込み水温が17度まで下がっていました。

毎日の天気予報は欠かさず見ていますので水の管理や餌のやり方も天気で毎日変わります。


この親池の中にも大会魚が居ますので秋に向けて更に大きく太く美しく飼い込んでいきます。

四日前に5腹産卵しました。
そのうち予備的に一腹だけ気に入った雌の卵を残しました。
今回は2歳雌に3歳雄を掛けた楽しみな腹です。



洗面器にいっぱい!網にもいっぱい!もう池も無くいっぱいいっぱい!!!
(すいません、親父ギャグでした)






特徴ある良い2歳雌親たちです。(一部)


今年活躍してくれた雄達です。(一部)
上2歳・下3歳





5月15日孵化の仔
ビッダーズに出品してましたので選別はまだです。
(300匹+αで出してましたが、落札した方には
倍以上送ってあげました。ナベちゃん太っ腹!)
水換えの時に目に付いたフナ尾や曲がりだけは撥ねてます。

上下画像5月3日孵化の仔

上は現在1200匹
下は現在800匹
この腹は同じ雄掛けの同じ日孵化の3腹分混ぜてますが、
2回選別した現段階で魚が良すぎて減らせず
大きさ別に2池に分けました。

4月30孵化の仔
現在300匹残っています。
これも親の仔が混じっていますので大きさがバラバラ・・・





土曜日から一番小さな稚魚意外は稚魚用粉餌・ペレットに切り替えました。
ナベちゃんはブラインからの切り替えは粉餌→ペレットという風に切り替えていきます。
前回の稚魚達はミジンコを与えてましたが、採りに行く時間が無いのでいきなり
人口飼料です。最初は中々食べてくれず・・・しかし腹が減れば何でも食べます!


稚魚の飼育に関してですが、早めにヒーターを抜いたり・自然温で飼育した方が魚は強くなる!
と言う方もいますが、あくまでもベテランの方の意見ややり方であり水の状態や天候に合わせた飼育
・餌やりの出来ない初心者はしっかりと温度管理をしてあげたほうが良いと思います。
ヒーター飼育が弱い魚になるとは思いません。
しかも日本各地で気温も水温も環境も違いますので一概に自然に近づければ良いとは
言えないのではないでしょうか?

人それぞれ考え・飼育法違うと思いますが、色変わりした当歳魚や親魚はまだしも
稚魚の自然温での飼育ほど難しい事は無いと思います。
人間の赤ちゃんで例えると親が肌着や服で暑さや寒さを調節してあげるのと
同じで、稚魚もヒーターや日よけで温度管理・水換えは洗濯や掃除
糞濾しはオムツの取替えや下着の取替えをしてあげる事と同じ事と僕は思っています。

この時期になると稚魚がパラパラ死んでいく・・・・・
魚が浮いてジーとして動かない・・・・
中々大きくならない・・・・・
魚が太くならない・・・・
等メールや電話で質問がよく来ます。

稚魚に限らず魚の病気は基本的に餌のやりすぎか水質悪化がほとんどです。

情報がありふれている現在、色々なHP・ブログがございますが皆様それぞれ
考え方がありやり方があります。大概は他の人の魚を見て自分の魚と大きさを比べ自分の
魚が小さく見え、早く大きくしようと餌をやりすぎる。結果大量に残り水質悪化で
エラになり全滅!というパターンが多いのではないでしょうか。

良い魚を作るためにはまずはしっかりと定期的に水を換え、なるべく残らない程度に餌を与え
魚を健康体で育てる事が大切だと思います。
大会魚を作るという事はこれがしっかり出来てからの次のステップです。

魚の成長ですが、選別を早くして魚を減らし広く飼えば大きく太くなるのではない!
という事をまず書きます。
ヒント!僕の池を見れば分かると思いますが意外と魚が多く入っていると思いませんか?

前にも書いたと思いますが、自分の持っている池を使いこなす!
これが意外と重要で、魚は池に対する数・餌の量・水換えのピッチ、これのバランスで
太くも大きくも・逆に細くも小さくもなるのです。
日々魚を良く観察していれば魚の体の各部分に、そろそろ池が狭くなってきたよ〜・・・選別で
減らしてくれ〜とか、餌が足りないよ〜・・・多すぎるよ〜とか水換えが遅いよ〜・・・早いよ〜
等必ず出てきますよ(笑)
僕も師匠に教わりながら飼育年数を重ねるごとにそれが分かるようになってきました。
という事は、人の魚を見ればこの人はどういう飼育をしてるかがある程度分かってしまう!
という事なのです!!!

皆さんも今日から魚の動き・色・形に注目してよく観察して見て下さい!
分かった人は気軽にメールしてくださいね〜〜!






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