19年7月2日  

元気一杯スイスイ泳いでいます。



池の淵に立つとサ〜っと寄って来ます!




3月生まれの仔達。
まだまだ黒いのが取れない固体もいますが綺麗な更紗がたくさん出ています!




ここは親の池です。
朝一から一番日が当たる池なので日中はヨシズをかけっぱなしです。




天気が良い日はこうやって必ず飼育用具を日に当てて干しています。
こうする事で少しでも病気予防になれば良いと思ってやっています。



今日は仕事が休みでしたので朝からジックリと水を換えて選別をしてハウスの中の
整理整頓・飼育用具を天日干ししたりしました。
(スッキリ!)

先月から引き続き魚が病気になって死んだとか水を換えた途端調子を崩しただとか
耳にしますが、今日は普段僕が飼育で気を付けている事を少し書きたいと思います。

病気になる原因としては、基本的に水が痛んで病気になるか餌の与えすぎによるものが主だと
思います(他にも原因がありますが・・・)。池の淵に細かい泡がついたり、
良い感じでこなれてきた水が急に澄んでしまったりした時は直ぐに水換えするようにしています。
時期にも地域にもよりますが、水を汲み置いてエアーをかけていてもカルキが抜けない事も
ありますので水換えの際は汲み置き日数・時間に関係なくリキッドタイプのカルキ抜きを規定量より
若干多めに入れています。
水換え直後、魚の鰓の動きがかなり早いようでしたらカルキ要注意です。
餌に関しても、僕の場合はその日の天気によって餌の量は毎日違いますし寒暖の差が激しい季節は
午後から餌の量を控えたり場合によっては与えない事もあります。

当たり前のことをきっちり出来ているでしょうか??

僕も前は魚の餌食いがいつもと違うな〜・・・って思いながらも餌を与えて調子を崩したり
魚の動きが悪く、水が臭うな〜って思いながらも「水換えは明日でいいや」と水換え日をのばして
次の日魚が浮いていたりと色々失敗ばかりしていました。
水を換えてあげるだけで調子がよくなることは多々あります。
何も知らない頃はたった一日・たった一回餌を抜くだけでいいのになんか餌をやらないと
落ち着かないんですよね・・・・・こうやって病気にかけてました。。。(恥)
こんなんじゃいくら良い魚を持っていても飼育技術が未熟なので殺してしまいますね。
さらに病気にかけても治す腕も無い・・・・
結局買っては病気にかけて殺しの繰り返しスパイラルにはまってしまう訳です。

ただ、現在は毎日しっかりと水のチェック・天気のチェック・朝晩の気温等ニュースを見ながら
しっかりとチェックし飼育に結び付けて管理していますので魚達も健康そのものです!


今日の格言・名言


・他人の生活と比較することなく、君自身の生活を楽しめ。
byコンドルセ



19年7月15日  

6月21日産卵の仔。
凄く尾の開きが良くて現在大池に約3000匹残っています。



この仔達は大会を意識せずジックリと飼育していきます。




5月生まれの仔達。
順調に育っています。




3月と4月に生まれた仔。
2軍池・・・・・現在30匹入っています。




大きい仔は10センチを超えてきました。

白の個体のような尾形がたくさん欲しい・・・・・



久々の更新です!
南の方は台風の被害は大丈夫でしょうか?
青森は台風直撃というのはめったに無いので他県の方々の被害状況がとても心配で
テレビのニュースで見ています。
ここ一週間くらい天候は安定していますがこちらの地方独特の風「山瀬・・・・冷たい東風」がふき
日が照っていても中々気温が上がらず、夜は冷え込み朝の水温は16〜17度台まで下がります。
毎日天気予報とにらめっこ・朝の風向き等気をつけながら水換え・給餌をしていますが、さすがに
水温差が激しくお腹や鰭の付け根が赤く充血する個体も出てきました。
こういう症状は早期の水換えで直ぐに治りますので気にしません!
全ての池がすでにヒータを抜いていますので温度管理・給餌の量・回数には徹底して気を使っていきます。

今日は地元の会の勉強会でした。
朝早く友達のN君に迎えに来てもらい車で40分ほどの会員さん宅に向かいました。
勉強会のお題は
『病気治療について』でした。
らんちゅうを飼育していく上で避けて通れないのが病気ですね。皆さんそれぞれ各自の病気の
治療法があると思いますが、知っている方は復習・知らない方は参考になればと思い少しですが
今日勉強してきたちょっとした知識を知って得する事をここで紹介したいと思います。

浸透圧と言うのをご存知でしょうか?
浸透圧とは「体液の濃さ」になります。
体液の濃さを決定する主な成分は塩化ナトリウム(塩)です。
通常の飼育水はほとんど何も溶け込んでいないため浸透圧は非常に低くらんちゅうの
浸透圧は水よりも高くなってしまうため常に鰓や体表を通して体内に水が引き込まれる状況にあります。
しかし、魚は鰓と腎の働きで正常範囲に調節しています。

1・周りの水の浸透圧が0.5%(金魚の体の浸透圧)以下は魚はあまり水を飲まず
水中の塩分を積極的に鰓から吸収し余分な水分を尿として排泄する。

2・周りの水の浸透圧が0.5%(金魚の体の浸透圧)以上の場合は積極的に水を飲み
余分な塩分を鰓から排泄して少量の濃い尿を排泄する。


魚の表面は粘液で覆われていますが、病原菌の感染予防や体内に水が侵入するのを
防ぐ働きをしています。こうやって浸透圧調整をするだけでも相当なエネルギーを使っている訳ですが病気になると更に多くのエネルギーが必要になります。
ここで塩の登場になります!
周りの水の浸透圧らんちゅうの浸透圧と同じ0.5%にすると良いのです。
これで体の体内に水が浸入することも無く、逆に水が出ていくことも無く浸透圧調整する為の
無駄なエネルギーを使う必要が無くなる訳です。

こういう事が頭に入っていれば少しでも病気治療の役に立つのではないでしょうか???


今日の格言・名言


・自分の経験は、どれほど小さくても、百万の他人がした経験よりも価値ある財産である。
byレッシング



19年7月28日  

青森県内トップを切って僕の地元では「ねぶた祭り」が始まりました。






青森ねぶたの半分くらいの大きさですが、どうですかこの迫力!





最近やっとの事で手に入れたワイルド物の「カラープロキロダス」。
中国では風水で縁起の良い魚として重宝されています!
アロワナが「龍」・ダトニオが「虎」・プロキロが「鳳凰」とされていて
この魚は成長過程で発色が始まり鰭が真っ赤になります。




親・2歳・当歳と全て順調に成長しております!


東北はまだまだ梅雨が明けていませんが雨も降らず暑い日が続いております。
そんな中県内トップを切って26日から僕の地元ではねぶた祭りが始まりました!
今日が最終日ですので思いっきり弾けてきます!!!
八月からは
「青森ねぶた」・五所川原の「立ちねぶた」・弘前の「ねぷた祭り」が始まります。

我が家では一通りエラも終り魚もグングン成長しております。
日中はハウスでも直射日光が池に当たるのでヨシズをかけて急な温度上昇を避けています。

前回は「浸透圧」について少し書きましたが、今回は
「塩浴とらんちゅうの体表」を少し書きたいと思います。

塩水は粘液の分泌量を増加させる働きがあると言うのをご存知でしょうか?
魚は塩水に接触すると刺激によって体表面から粘液の産生が亢進しその結果、粘液の分泌も
増加する仕組みになっています。という事は感染性による病気の治療に役立つ事になります!
つまり体表面に付着した病原菌が粘液によって少しずつ体から剥がされて行き洗い流されるという
効果をもたらします。しかし、菌が魚体から剥がされたとしてもその菌は死んだわけではないので
直ぐに水中に出て再び他の魚に感染します。
これを防ぐ為に飼育池に何らかの治療薬を入れてしっかりと殺菌する事が
治療の効果を上げる為に重要な事と言えますので是非治療にお役立てください!



お知らせ
販売コーナーにて「ブラックタン当歳魚」
今回は一品物(会用)を販売いたします。
素晴らしい固体ですので、興味のある方は覗いてみてください


今日の格言・名言

・何をするにも時間は見つからないだろう。時間が欲しければ自分で作ることだ。
byチャールズ・バクストン




inserted by FC2 system